玄関や水回りエリアの家具図は、日常的な使い勝手を左右する重要な設計要素です。
下足入(下駄箱)、洗面台、リネン棚それぞれに適切な寸法と設計ポイントがあり、住宅用と業務用では求められる仕様も異なります。
本記事では、これらの家具図面の書き方、標準寸法、設計時の注意点を詳しく解説します。
設計者や施工管理者はもちろん、リフォームやオフィス設計を検討中の方にも役立つ実践的な内容です。
玄関・水回り家具図の基礎知識

家具図作成の前に、玄関・水回りエリアの家具図に共通する基本的な知識を押さえておきましょう。
図面の種類、記載すべき情報、設計時の重要ポイントを解説します。
家具図の種類と役割
玄関・水回り家具図を作成する際には、用途に応じて以下の3種類の図面を使い分けます。
平面図は、家具の配置、間口(幅)、奥行を俯瞰的に確認するための図面です。
玄関であれば下足入の位置や扉の開閉方向、洗面脱衣室であれば洗面台・リネン棚・洗濯機の配置バランスを検討する際に使用します。
立面図は、正面から見た家具の高さ、扉の開閉方向、内部構造(棚板の位置や段数)を表現します。
下足入であれば棚板の間隔、洗面台であればミラーキャビネットの高さ、リネン棚であれば可動棚の位置などを明記します。
断面図は、家具を縦に切断した状態を表現し、内部寸法、棚板の固定方法、設備配管との取り合いを詳細に示します。
特に洗面台は給排水配管との干渉を避けるため、断面図での確認が不可欠です。
図面に記載すべき重要情報
玄関・水回り家具図には、施工者が正確に製作・設置できるよう以下の情報を明記します。
外形寸法(幅・高さ・奥行)は、家具全体のサイズを示す最も基本的な情報です。
ミリメートル単位で正確に記載し、設置スペースとの適合を確認します。
内寸(収納部の有効寸法)は、実際に収納できる空間のサイズです。
下足入であれば靴が入る高さ、リネン棚であればタオルや洗剤類が収まる奥行などを明記します。
材質・仕上げは、扉材、棚板、本体の素材(合板、MDF、メラミン化粧板など)と色柄を指定します。
水回りは湿気に強い材質の選定が重要です。
設備配管との取り合いは、洗面台やリネン棚で特に重要です。
給水・給湯・排水配管の位置、コンセントの位置と個数を図面上に明記し、施工時の干渉を防ぎます。
扉の開閉方向・取手位置は、動線や使い勝手に直結します。
開き扉の場合は左右どちら開きか、引き戸の場合は引き込み方向を明示します。
玄関・水回り設計の重要ポイント
玄関・水回りエリアは毎日使用する場所であり、以下のポイントを押さえた設計が求められます。
動線計画では、使用頻度と配置の関係を考慮します。
玄関では靴の脱ぎ履きから下足入への収納、洗面脱衣室では洗面→着替え→洗濯という一連の動作がスムーズに行えるレイアウトが理想です。
湿気対策は、水回り特有の課題です。
洗面台周辺やリネン棚は湿気がこもりやすいため、換気扇の設置、通気性のある棚板、背面に通気穴を設けるなどの工夫が必要です。
メンテナンス性も重要な設計要素です。
清掃のしやすさを考慮し、下足入は床から10cm程度の台輪で浮かせる、洗面台は掃除しやすいカウンター形状を選ぶなどの配慮が求められます。
設備との取り合いでは、給排水配管、電気配線、換気ダクトなどの位置を事前に確認し、家具設計に反映させます。
特に洗面台は配管位置が複雑なため、設備図との照合が不可欠です。
家具別の図面作成ポイントと標準寸法
下足入、洗面台、リネン棚それぞれの標準寸法と図面作成時の注意点を詳しく解説します。
住宅用と業務用の違いも押さえておきましょう。
下足入(下駄箱)の家具図面作成
下足入は玄関の印象を左右する重要な家具であり、収納力と美観のバランスが求められます。
標準寸法:
| 項目 | 寸法 | 備考 |
| 奥行 | 350~400mm | 靴箱が収まる400mmが理想 |
| 高さ(全体) | 1,800~2,320mm | 天井まで届くトールタイプも人気 |
| 間口 | 800~2,000mm | 玄関幅に応じて選択 |
| 棚板高さ | 180~220mm | 一般的な靴用(パンプス・革靴) |
| 263~320mm | スポーツシューズ・ブーツ用 | |
| 台輪高さ | 50~100mm | 床との隙間(掃除のしやすさ) |
下足入の奥行は350~400mmが標準的で、靴を購入した際の箱ごと収納できる400mmが使い勝手に優れています。
高さは1,800~2,320mmが一般的で、天井まで届くトールタイプは収納力が高く、近年人気が高まっています。
間口は玄関の幅に応じて800~2,000mmの範囲で選択しますが、家族4人であれば1,200mm以上が推奨されます。
棚板高さは収納する靴の種類により異なります。
パンプスや革靴など一般的な靴には180~220mm、スニーカーやスポーツシューズには220~263mm、ブーツには263~320mm以上の高さが必要です。
可動棚にすることで、季節や家族構成の変化に対応できます。
台輪高さは50~100mmが標準で、床から浮かせることで掃除がしやすく、湿気も逃がしやすくなります。
図面作成のポイント:
下足入の図面作成では、まず収納足数の計算を行います。家族人数×5~10足を目安とし、来客用やシーズンオフの靴も考慮します。
例えば4人家族であれば20~40足、余裕を持たせるなら40足以上の収納が理想です。
棚板は可動式設計が推奨されます。
ダボレールやブラケットを使用し、靴の高さに応じて棚間隔を調整できるようにします。
固定棚の場合は、棚板高さを180mm、220mm、263mmなど複数パターン設けることで、様々な靴に対応できます。
通気性の確保も重要です。
背面に通気穴を設けたり、扉にスリットを入れることで、靴の湿気やニオイがこもるのを防ぎます。
特にオープンタイプでない扉付き下足入では、この配慮が不可欠です。
姿見鏡やベンチの組み込みを検討する場合もあります。
玄関で身だしなみを整えられる姿見鏡、靴の脱ぎ履きをサポートするベンチは、利便性を高める付加機能として人気があります。
住宅用と業務用の違い:
住宅用の下足入は、奥行400mm、棚板間隔220mmを基本とし、インテリアとの調和を重視したデザイン性の高い製品が選ばれます。
扉付きで収納物を隠せるタイプが主流です。
業務用(オフィス・店舗・学校など)では、オープンタイプが多用され、収納足数を最優先します。内寸226×329×220mmが標準的で、1室あたりの収納効率を高めた設計が求められます。
耐久性も重視され、スチール製やメラミン化粧板など頑丈な素材が採用されます。
洗面台の家具図面作成
洗面台は給排水設備との取り合いが複雑で、正確な図面作成が求められます。
標準寸法:
| 項目 | 寸法 | 備考 |
| 間口 | 600・750・900mm | 750mmが標準、900mmは2人使用向け |
| 奥行 | 450~600mm | 500~550mmが主流 |
| カウンター高さ | 750~850mm | 800mmが標準、身長÷2が目安 |
| 全高 | 1,800~2,000mm | ミラーキャビネット含む |
| ボウル深さ | 120~150mm | 水はね防止 |
洗面台の間口は600mm、750mm、900mmが一般的です。
600mmはコンパクトで狭小スペース向け、750mmは標準的なサイズで収納力も十分、900mm以上は2人同時使用や広々とした作業スペースが必要な場合に適しています。
奥行は450~600mmで、500~550mmが主流です。
奥行が深すぎると洗面所全体が狭く感じられるため、設置スペースとのバランスが重要です。
カウンター高さは750~850mmが標準で、800mmが最も採用されるサイズです。使いやすい高さの目安は「身長÷2」で、例えば身長160cmの方であれば80cm(800mm)が理想的です。
メーカーによっては750mm、800mm、850mmから選択できる製品もあります。
全高はミラーキャビネットを含めて1,800~2,000mm程度です。
ボウルの深さは120~150mmが標準で、浅すぎると水はねしやすく、深すぎると使いにくくなります。
図面作成のポイント:
洗面台の図面では、給排水配管位置の明記が最重要です。給水(水)、給湯(お湯)、排水の3系統の配管位置を平面図・断面図の両方に記載し、キャビネット内部での干渉を避けます。
排水トラップの位置や排水勾配も考慮します。
コンセント位置も忘れずに記載します。ドライヤー、電動歯ブラシ、電気シェーバーなどを使用するため、洗面台周辺に2~3口のコンセントが必要です。防水コンセントの設置も検討します。
ミラーキャビネットや収納扉の開閉方向は、動線や設置スペースに応じて決定します。
開き扉の場合は左右どちら開きか、観音開きにするか、引き戸や引き出しにするかを明記します。
洗面脱衣室に洗濯機を設置する場合は、洗面台との配置関係も図面に反映させます。
洗濯機の給水栓、排水口の位置を確認し、洗面台との干渉を避けるレイアウトを計画します。
住宅用と業務用の違い:
住宅用の洗面台は、収納力とデザイン性を重視します。間口750~900mmが主流で、ミラーキャビネット、引き出し収納、サイドキャビネットなど充実した収納が特徴です。
材質も木目調やタイル調など、インテリアとの調和を考慮した選択が可能です。
業務用(オフィス・商業施設)の洗面台は、シンプル設計でメンテナンス性を最優先します。
間口600~750mmのコンパクトなサイズが多く、収納は最小限です。
耐久性の高い陶器製ボウル、ステンレス製カウンターなど、清掃しやすく長持ちする素材が選ばれます。
リネン棚の家具図面作成
リネン棚は洗面脱衣室でタオルや洗剤類を収納する家具で、湿気対策が重要です。
標準寸法:
| 項目 | 寸法 | 備考 |
| 間口 | 400~1,000mm | 洗面台横の壁面スペースに合わせる |
| 奥行 | 300~600mm | 300~400mmが使いやすい |
| 高さ | 1,600~2,000mm | 洗面台上部収納と連動させる場合も |
| 棚板間隔 | 300~400mm | タオル・洗剤類の高さに応じて |
リネン棚の間口は400~1,000mmで、洗面台横や洗濯機上部など、設置スペースに応じて選択します。間口600mm程度が標準的で、家族4人分のタオルや洗剤類を収納できます。
奥行は300~600mmですが、300~400mmが使いやすい寸法です。奥行が浅すぎると収納力が不足し、深すぎると奥のものが取り出しにくくなります。
高さは1,600~2,000mmが一般的で、洗面台上部収納と連動させる場合は2,000mm以上にすることもあります。棚板間隔は300~400mmで、フェイスタオルやバスタオル、洗剤ボトルなどが収まる高さに設定します。
図面作成のポイント:
リネン棚の図面作成では、まずオープン棚か扉付きかを決定します。オープン棚は取り出しやすく通気性に優れますが、ホコリや湿気の影響を受けやすいです。扉付きは収納物を隠せて見た目がすっきりしますが、扉の開閉スペースが必要です。
可動棚設計が推奨されます。ダボレールを使用し、収納物の高さに応じて棚板位置を調整できるようにします。固定棚の場合は、タオル類が折りたたんで収まる高さ(300~350mm)を基本に設計します。
洗濯機上部への設置を検討する場合は、洗濯機の幅、高さ、扉の開閉方向を確認します。洗濯機上部の空間を有効活用できるランドリーラックタイプのリネン棚も人気です。
通気性の確保は、湿気の多い洗面脱衣室では特に重要です。背面や側面に通気穴を設ける、棚板に隙間を作るなどの工夫で、カビの発生を防ぎます。
住宅用と業務用の違い:
住宅用のリネン棚は、扉付きが主流で、インテリアとの調和を重視します。洗面台と同じ色柄で揃える造作家具や、システム洗面台のオプションとして一体的にデザインされた製品が選ばれます。間口400~600mm、奥行300~400mmが標準的です。
業務用(ホテル・病院・介護施設)のリネン棚は、オープンタイプで大容量が基本です。W1000×D600×H1600mm程度の大型サイズが多く、耐荷重も重視されます。スチール製やステンレス製など、清掃しやすく衛生的な素材が採用されます。キャスター付きで移動可能なワゴンタイプも業務用では一般的です。
玄関・水回り家具図作成の実践テクニック
図面作成をスムーズに進めるための実践的なテクニックを紹介します。
配置計画、設備との取り合い、住宅用と業務用の設計ポイントの違いを押さえましょう。
配置計画の基本
玄関・水回りエリアの家具配置は、動線と使い勝手を左右する重要な要素です。
玄関エリアの配置計画では、下足入の位置を玄関ドアの左右どちらに設置するかが最初の検討事項です。
一般的には玄関を入って右側に下足入を配置し、左側を動線スペースとするレイアウトが多いですが、風水では左側配置が推奨される場合もあります。
扉の開閉方向は、玄関ドアと干渉しないよう、また玄関ホールへの動線を妨げないよう配慮します。
洗面脱衣室の配置計画では、洗面台、リネン棚、洗濯機の配置バランスが重要です。
基本的なレイアウトは、入口から見て洗面台を正面または左右いずれかに配置し、洗濯機をその隣、リネン棚を洗面台または洗濯機の上部や隣に設置します。
2~2.5畳の標準的な洗面脱衣室では、洗面台(間口750mm)、洗濯機(幅600mm)、リネン棚(間口400mm)を一列に並べるのが一般的です。
動線計画では、使用頻度と取り出しやすさを両立させます。
毎日使うタオルは手が届きやすい高さ(床から800~1,500mm)に配置し、洗剤のストックなど使用頻度の低いものは上段や下段に収納します。
玄関では、よく履く靴を下足入の中段に、シーズンオフの靴や来客用スリッパを上段・下段に配置する計画が効率的です。
設備との取り合い図の描き方
玄関・水回りの家具図では、設備配管や電気配線との取り合いを正確に表現することが不可欠です。
給排水配管の取り合いは、洗面台で特に重要です。
平面図には給水・給湯・排水の各配管の中心位置を壁面からの距離(mm単位)で明記します。
断面図には配管の高さ(床からの距離)と排水トラップの形状(Sトラップ、Pトラップ)を記載します。
洗面台キャビネット内部で配管が扉や引き出しと干渉しないよう、配管位置と収納部の関係を明確に示します。
電気配線では、コンセントと照明スイッチの位置を図面に記載します。洗面台周辺には防水コンセント(IP44以上)を2~3口設置し、床から1,000~1,200mmの高さが標準的です。
ミラーキャビネット内部にコンセントを設ける場合は、その旨を図面に明記します。
リネン棚内部に照明を設置する場合は、配線経路と照明器具の位置も示します。
換気設備との取り合いでは、換気扇や通気口の位置を確認し、家具の高さや配置が換気効率を妨げないよう配慮します。
特にリネン棚を天井近くまで設置する場合は、換気ダクトとの干渉をチェックします。
下足入も通気性確保のため、背面や側面に通気穴を設ける設計が推奨されます。
住宅用と業務用の設計ポイントの違い
住宅用と業務用では、求められる性能や仕様が大きく異なります。
比較表:
| 項目 | 住宅用 | 業務用(オフィス・店舗・ホテル) |
| デザイン | インテリア性重視、多様な色柄 | シンプル・機能性重視、汎用的デザイン |
| 収納力 | 家族人数に応じた適量 | 大容量・効率重視 |
| 耐久性 | 一般的な仕様(家庭使用10~15年) | 高耐久・業務用グレード(20年以上) |
| メンテナンス | 家庭での清掃前提 | 清掃業者対応、メンテナンス性最優先 |
| 寸法 | 標準規格品多用(600・750・900mm) | カスタマイズ・造作対応多 |
| 材質 | 化粧板、木目調、タイル調 | ステンレス、メラミン、スチール |
| コスト | 中価格帯~高価格帯 | コストパフォーマンス重視 |
デザイン面では、住宅用は居住者の好みやインテリアとの調和を重視し、多様な色柄や素材から選択できます。
業務用はシンプルで汎用的なデザインが主流で、清潔感と機能性が優先されます。
収納力と耐久性では、住宅用は家族人数に応じた適量の収納で十分ですが、業務用は多人数の使用を想定した大容量設計が求められます。
耐久性も業務用の方が高く、頻繁な開閉や重量物の収納に耐える仕様が必要です。
メンテナンス性では、業務用は清掃業者による定期清掃を前提とし、掃除しやすい形状や汚れにくい素材が選ばれます。
住宅用は居住者自身が清掃するため、使い勝手とメンテナンス性のバランスが重視されます。
寸法とカスタマイズ性では、住宅用は標準規格品(間口600・750・900mm)が多用されますが、業務用は設置場所の制約や特殊な用途に応じたカスタマイズ・造作対応が多くなります。
よくある質問(FAQ)
下足入の奥行は何センチが最適ですか?
下足入の奥行は350~400mmが標準的で、400mmが最も使いやすいサイズです。この奥行であれば、靴を購入した際の箱ごと収納でき、整理がしやすくなります。スペースに余裕がない場合は350mmでも一般的な靴は収納できますが、ブーツや大きめのスニーカーは斜めに入れる工夫が必要になります。造作家具として下足入を設計する場合は、収納する靴のサイズを事前に確認し、家族のライフスタイルに合わせた奥行を選定することが推奨されます。
洗面台の高さはどうやって決めればいいですか?
洗面台のカウンター高さは「身長÷2」を目安にすると使いやすくなります。例えば身長160cmの方であれば80cm(800mm)、身長170cmの方であれば85cm(850mm)が理想的です。標準的な洗面台は750mm、800mm、850mmの3サイズから選択できるメーカーが多く、家族の中で最も使用頻度の高い方の身長を基準に決定します。複数人で使用する場合は、平均身長を参考にするか、使いやすさを優先して800mmの標準サイズを選ぶのが一般的です。
リネン棚は扉付きとオープンタイプ、どちらがおすすめですか?
リネン棚の選択は、使い勝手と見た目のバランスで決めます。扉付きタイプは収納物を隠せて洗面所がすっきり見え、ホコリや湿気からも守れますが、扉の開閉スペースが必要です。オープンタイプは取り出しやすく通気性に優れ、省スペースですが、収納物が見えるため整理整頓が求められます。住宅用では扉付きが主流ですが、業務用(ホテル・病院)ではオープンタイプが多用されます。洗面脱衣室のスペースや収納するものに応じて選択しましょう。
玄関・水回りの家具図作成を外注する際のポイントは?
家具図作成を外注する際は、まず設置場所の正確な寸法(幅・高さ・奥行)と設備配管の位置(給排水・電気配線)を伝えることが重要です。収納したいものの種類と量、扉の開閉方向の希望、予算も明確にしておきます。図面の種類(平面図・立面図・断面図)と納品形式(CADデータ・PDF)を事前に確認し、施工まで依頼するか図面作成のみかも明示します。
まとめ
玄関・水回りの家具図作成では、下足入・洗面台・リネン棚それぞれの標準寸法と使用目的を理解することが重要です。
住宅用では使い勝手とデザイン性、業務用では耐久性とメンテナンス性を重視した設計が求められます。
下足入は奥行400mm、棚板高さ180~220mmを基本とし、可動棚設計や通気性確保が推奨されます。
洗面台は間口750mm、カウンター高さ800mm(身長÷2)が標準で、給排水配管との取り合いを正確に図面化することが不可欠です。
リネン棚は奥行300~400mm、棚板間隔300~400mmが使いやすく、湿気対策として通気性を確保した設計が重要です。
設備との取り合いでは、給排水配管、電気配線、換気設備の位置を図面に明記し、施工時の干渉を防ぎます。
住宅用と業務用では求められる仕様が異なるため、用途に応じた材質・寸法・耐久性の選定が必要です。
設計段階からご相談いただくことで、使いやすく機能的な空間づくりをサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。










